失恋から問題を起こすくらいなら

失恋すると、心にぽっかり穴が開いたような喪失感、寂しさや悲しさなどが押し寄せる。相手に対する愛情が強いほど、失恋の傷は大きく、なかなか立ち直れないもの。

別れた後に、お互い、より良い相手が見つかるだろうと思えれば、徐々に気持ちも収まるんだろうが、人間、そう簡単に割り切れるものでもない。

しかし、だからといって、別れた後も、感情を抑えられず、ストーカーのようなことをしてしまえば、相手は不快になるだろうことは、自分がそうされたらと思えば容易に想像がつくはず。

失恋の暗い状態から早く立ち直り、前向きにいろんなことが考えられるようになるには、感情をいかに上手くコントロールできるかどうかがポイントになる。
 
別れると、手が届かないところへ行ってしまったという気持ちから、以前よりも美化する傾向がある。これは、『逃した魚は大きい』という、釣りそこなった魚は実際よりも大きく感じるのと似ている。いい思い出ばかりが頭に浮かび、頭を悩ませる。

感情をコントロールするというと、なにやら難しいことのように感じるが、そう思うように仕向けることは誰にでもできる。人は、何を思い出すかということは、自分である程度決めることができる。勝手にいい思い出が浮かぶのとは逆に、不愉快な思い出を思い出せばいい。

相手が好きだったとしても、落ち着いてよくよく考えれば、付き合っていて、おや?と思う瞬間がある。不愉快なことが、何かしら出てくるもの。そういった記憶には必ず感情がペアになっており、それを思い出すことで当時の感情もよみがえる。そんなことを思い出すうち、次第に気持ちは落ち着くはずだ。

相手を思う気持ちは素晴らしい、相手に対していいイメージのまま、区切りが付けられればそれに越したことはないが、気になって仕方がない、このままだと何をするかわからないという時は、無理やりイメージダウンさせ、気持ちを落ち着かせるのも1つの方法じゃないだろうか。
タグ:失恋
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