不幸なことにも

生きていれば、よくないことは誰にでも起こる。失業、離婚、事故、病気など、今は関係ないようなことも、いつ、どんな災難が降りかかるかわからないもの。
 
大きな不幸は、取り返しがつかないため、何をしても、すぐに好転することはなく、不安で心が締め付けられる。どうにもならないとあきらめ、絶望すれば、死んでしまいたくもなる。

しかし、不幸は、人によって深刻に受け止める度合いが全く違う。もうダメだとあきらめる人もいれば、このくらいならまだ大丈夫という人もいる。
 
不幸なことも、ただ深刻に受け止めれば、気持ちはどこまでも落ち込んでしまう。確かに、不幸な出来事は、どこから見てもいいものではないが、見方を変えれば、救われる部分を必ず持っている。
 
仕事で問題を起こし、失業することになったとしても、病気でどうにもならないことに比べれば、まだまだいろんな可能性がある。もっと自分に合った仕事を見つける、いいキッカケになるかもしれない。
 
深刻な病気であっても、今日明日、死ぬわけではない、まだ時間があると考えることができれば、やれることはある。死んでいなければ、どうにかなると考えることはできる。

落ち込んだ状態で、事態を好転させるようなアイディアを考えることは難しい、なんとかなるさと考えられれば、チャンスは生まれる。
 
人は、追い詰められるからこそ、今までとは違った新しい方向、自分を見つけることができる。

取り返しがつかないことは、なかったことには誰もできない。しかし、以前と同じようなカタチには戻れなくても、別のカタチでやり直すことはできるはずだ。

タグ:不幸
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