居心地の悪い家庭

学校でも、職場でも、遠慮したり、作り笑いなどをしながら、人間関係が上手くいくようそれなりの努力をするが、家庭となると話は別という人は多い。
 
学校では、いい子なのに、家に帰るとわがままし放題、会社では理想の上司と見られていても、家庭では何もせずにゴロゴロ、他人からは見えない家庭ではさんざんたる状態というのも珍しくはない。
 
自分は、外でこれだけやっている、無理して頑張ってんだぞ!という意識が、家庭での傲慢さにつながるのだが、学校は学校、職場は職場、家庭は家庭と環境が違うだけに、理解されるはずもない。

もちろん、そんな状態で、家族といい関係が築けるはずもなく、不愉快な状態になるのは当たり前。家族との関係は、そう簡単に壊れない、他人じゃないんだからという前提が見えが、家庭といえど、離婚もできれば、子を捨てる親も、親を捨てる子もいる。絶対の関係ではない。
 
では、家族に対しても、気を使って生きるのか、そんな窮屈な人生は御免!だという声が聞こえそうだが、家庭で、いい関係を築くのは、そう難しいことではない。

家族に対して、1つでも何かすればいい。リビングの掃除、みんなの食器を洗うのもいい、それが面倒なら、部屋を出入りする際に乱れたスリッパをさりげなく揃えるだけでもいい。
 
小さなことでも、ちょっと何かをしただけで、0と1ほどの大きな差がある。『ありがとう』という言葉はないかもしれないが、相手の態度をみれば、その効果は実感できるはずだ。
 
『ひきこもり』の状態でも同じこと。家族に対して、何かができれば、雰囲気は違ってくる。もともと、おぎゃ!と生まれた赤ちゃんの頃から親は育てているのだから、根底に子供が可愛いとい意識は必ずある。

多少、関係がこじれていたとしても、赤の他人に比べれば、良好な関係は築きやすいのは間違いない。
 
何があっても、見返りをもとめず、助けてくれるかもしれないのは、自分の家族ぐらい。それなら、仲良くしていて損はないはずだ。
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